住教育支援の取組み
すまいるネットでは、将来の住まいの主体となる子どもたちが住まいと暮らしについて自ら考える力を身につけていくため、現場の先生や建築士などの専門家とのネットワークを組んで、学校での住教育の授業のサポートに取り組んでいます。
1住教育支援の活動内容
すまいるネットでは、神戸市内にある小・中・高の学校へ出向き、住まいに関する授業を実施しています。
2006年に(公社)兵庫県建築士会の有志により、「住教育支援チーム」が結成されました。
ゲストティーチャーとして建築士が授業を行います。
2授業プログラム
今まで実施した授業プログラムをいくつかご紹介します。こちらに掲載していいる授業以外も、実施いたしますのでお気軽にご相談下さい。
地震に備え、建物に対してできる対策、住まいの中で自分たちができる対策について考えます。(対象:中学生・高校生)
地震に備え、住まいの中で自分たちができる対策について考えます。(対象:小学校高学年)
室内には空気を汚す物質が存在すること知り、健康に過ごためには、換気がいかに大切かについて学びます。(対象:中学生)
身近にあふれる音は、人によって感じ方が違うことを知り、快適に過ごすための工夫をゲームやクイズを通して考えます。(対象:中学生)
道具や空間の使いやすさは身体寸法と関係していることを知ったうえで、身体状況の違いや変化に応じた安全で暮らしやすい住まい方の工夫についても考えます。(対象:中学生)
3住教育・建築教育の実践集
「すまい学習をサポートします ~住教育・建築教育の実践集~」
発 行: | 2007年5月 |
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発行者: | 社団法人兵庫県建築士会 住教育支援チーム 神戸市すまいの安心支援センター「すまいるネット」 |
住教育・建築教育の実践集(表紙・目次・あいさつ) [2.4MB]
内 容
小学校実践編
- 安全であんしんなすまいをつくるための方法を知ろう
- モノの山…どう使う?どう捨てる?
- 快適な暮らし方を考える~夏バージョン~
- すまいの安全性を考えよう
- 建築を学ぼう
- ユニバーサルデザイン(UD)授業
中学校実践編
- 快適なすまいについて考えよう~照明~
- 災害に備えた住み方~地震対策編~
- 地震は来る。被害は防げる。
- 地震と防災 身近なことから防災を実践しよう
高校実践編
- 建築を学ぼう
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学校等の公共機関に限ります。
4参考資料
論文 「生きる力」を育てる住教育プログラム
- その1 学校・民間・行政の協働でつくる"住"の授業 (0.3MB)
(「住まい・まち学習」実践報告・論文集7(住宅総合研究財団,2006年)掲載) - その2 阪神・淡路大震災から12年を経た被災地での新たな展開 (0.1MB)
(「住まい・まち学習」実践報告・論文集8(住宅総合研究財団,2007年)掲載)
5推進体制・お問い合わせ
社団法人兵庫県建築士会 住教育支援チーム
神戸市すまいの安心支援センター「すまいるネット」
6その他
すまいるネットとの連携団体である (社)日本建築家協会〔JIA〕 近畿支部兵庫地域会でも、住教育活動(すまいまちづくり育成塾)をおこなっておられます。
詳しくは、下記ホームページをご覧ください。