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【セミナー報告】みんなでつくる レンタルスペースの魅力

開催概要

【日時】 
2019年11月7日(木) 18:30〜20:00

【会場】 
すまいるネット セミナールーム

【内容】
〜普通の空き家がコミュニティの拠点になる〜 
第1部/事例紹介
第2部/ディスカッション
<司会>こと・デザイン/角野史和
<ゲスト>板宿ママン/伊藤尚子、
    R3 suma house/高橋大輔
       R3/合田昌宏
    シェアキッチン ヒトトバ/東村奈保

 セミナー内容

【第1部】
最初は板宿ママンの伊藤さんがなぜ市場にレンタルスペースを運営することになったのか、という経緯から紹介。子育て世代をターゲットに空き店舗の活性化をしようとしていた板宿市場の方々と一緒に、自身がレンタルスペースに常にいることで、様々な人をつなぐハブとなって新しいコミュニティを作り上げてきたこと。市場の方々とコミュニケーションをとりながら、おしゃれすぎない空間をつくったこと、など経緯を説明されました。
特に、自身が常駐することで、オムツ替えスペースができたこと、市場でのイベント、委託販売、体操服販売、託児など、レンタルスペースの運営だけでなく、コミュニティを育むために必要な取り組みがおこなえています。伊藤さんが保育士の資格を持っているため、市場やその周辺で買い物をするときや2階でイベントに参加している間、1階で託児をするなど、子育て中のママとその子どもたちが安心して過ごす場所となっています。市場の中に店舗をもっている商店主の方が、子育て世代の方向けに企画をするときにレンタルされるなど、使用される方も広がっています。


2番バッターとしてr3(あーるさん)を運営し、自分は不器用だと自己紹介した合田さんが登場し、r3のある六間道商店、そして、r3の前身となるwinaの森(シェアキッチン)の取り組みを紹介。運営してきた中で特に記憶が残っているエピソード3つのうち一つは「夫婦とも料理が得意じゃないけど、食べるのが好きで、牡蠣の行商のおばちゃんに借りてもらって、昼間は牡蠣の販売、夜は牡蠣バルのようなことがおこなったら、そしてそれをきっかけに、シェアキッチンの利用者が増えていったこと」でした。自分たちが好きなことをするためにレンタルスペースを運営する、という合田さんたちのスタンスを感じるエピソードでした。今は平日の昼間でも目的もなくいろんな大人が訪れる場所となっていて、新しいコトが起きていっています。

 

3番目はヒトトバの東村さんが、レンタルスペースを運営するための経済的な視点から活動を紹介していました。ヒトトバは飲食店営業許可付きシェアキッチンとして活動していて、ヒトトバを利用する方が初期費用やランニングコストをかけることなく、飲食業を始めることができる仕組みです。この仕組のおかげで、ヒトトバは毎週曜日ごとに借りる人がほぼ決まるようになり、掃除などの運営面での仕組みができあがってきたと伺いました。借りる方々が本当に多様で、ジビエ料理、イタリアン、ブックバー、グルテンフリーカフェなど、様々なお客さんが集まってくることで、お店へのファンが増えていっているとのこと。お話の最後には実際的な運営のコストや立ち上げ時、運営を始めてから必要なことなど、実践的な内容を教えていただきました。

最後に、r3-Suma House(あーるさんすまはうす)を運営している(新長田アートマフィアの)アフロ高橋さんが不動産投資的視点からレンタルスペース運営の魅力を語られました。実際に運営されているr3sumaHouseは再建築不可物件として、不動産としてはあま

り価値があるとは言えない物件でしたが、リノベーションをして、そこをレンタルスペースとして活用することで、新しい価値を生むことができたそうです。そのプロセスをDIYのイベント化することで、本当だったらかなり費用がかかる工事もなんとかなる!というマフィアらしい?方法で立ち上げられたとのこと。今となっては様々なテーマでトークイベントを開催するなど、須磨の住宅地の中に潜むカルチャースペースとなっています。

この様な四者四様なレンタルスペースの運営や立ち上げなど、リアルなお声を聞くことができました。皆さん共通しているのは、単にビジネスとしてレンタルスペースを運営していない、ということだったように感じます。立ち上げた経緯も、いろんなご縁から始めることになり、継続する上でも利用者の方や訪れる方たちと関係性を築き、お互いに支え合いながら運営している印象を受けました。そして一番は運営されている方々が楽しみながら、試行錯誤を繰り返しながら、場をつくっていることです。ぜひ多くの人と関わりながら、レンタルスペースをご検討されてはいかがでしょうか?